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更新日:2024年11月19日
藤沢市内を流れる境川には、湘南の海に流出するごみを減らすため、河川除塵機を設置しています。
昭和40年代以降、河川の流域は都市化が進み、また生産活動の拡大によって急激に変貌し、これに伴って河川・海岸環境も著しく悪化していました。河岸まで住宅地の迫っている河川流域はごみの量が多く、河川の景観を損ね、不衛生であり、また河川から流出したごみは、河口や海浜等に打ち上げられていました。
そのため、神奈川県及び両河川周辺自治体が協議を行った結果、最終的には神奈川県と藤沢市の判断により、除塵機を設置することが決まりました。
河川除塵機にかかったごみはすべて手作業で除去しています。きれいな河川と海を守るため、絶対に河川にごみの不法投棄はしないでください。
昭和59年3月に藤沢市大鋸1494番地付近(大清水橋上流)に設置したものです。河川内に流出したり、通過するごみを集塵ネットで受け、網を河岸に寄せて人力で回収し、ゴンドラでごみを堤防上に引き上げています。水面上にあるオレンジ色の浮きは、洪水対策で水位が約1.6mになると自動的に解放される構造になっています。
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