消防局「機動査察隊」創設～違反是正は人命救助（2019年11月25日記者会見・案件2）

　「藤沢市消防局機動査察隊」創設につきまして、説明させていただきます。藤沢消防の予防査察は、昭和41年予防課発足以来、社会構造の変化等に的確に対応しながら今日まで継続し、火災予防体制の充実、強化を図ることにより、市民の安全、安心の確保に大きな役割を果たしてまいりました。
　その間にも、全国的には、多数の死傷者が発生した火災の多くで、重大な法令違反の存在が指摘されており、本市においても、このような違反が発生した場合、建物の危険な状態が継続してしまうことを危惧しているところです。

　そこで、これら法令違反建物の危険な状態を、可能な限り速やかに解消させるために、違反処理に対して即応可能な「機動査察隊」を創設し、対応の万全を図ることといたしました。
　消防法令違反は、人命危険に直結することから「違反是正は人命救助である」とも言われ、消防による徹底した是正指導が期待されているところです。創設する機動査察隊は、各署から選抜された極めて高い専門的知識を備えた隊員で構成される精鋭部隊で、重大違反や繰り返しの違反に対する立入検査や違反処理を機動的に展開することにより、火災等の災害から市民を守ります。

　来年の夏、湘南の元気都市・藤沢には、世界中から多くのお客様が訪れます。「安全で、安心なまちづくり」を目指し、市民の皆さんとスクラムを組んでいきたいと考えております。

資料

• 記者会見資料（PDF：325KB）

この件に関するお問い合わせ先

査察指導課（内線8141）