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更新日:2024年11月21日
胸膜プラーク(胸膜肥厚斑 きょうまくひこうはん)は、アスベストを吸った(ばく露した)人の胸膜(両肺の表面をおおう薄い膜)に起きるアスベスト特有の良性の変化です。特に症状はなく、治療も必要ありません。
(浜見保育園園児アスベスト健康被害対策における補償・給付制度の対象疾患ではありません。)
出典:中皮腫・じん肺・アスベストセンター「胸膜プラークとは」※2021 年12 月13 日時点の情報です
胸膜プラークのみでは、肺機能の低下および症状は起こりません。胸膜プラークは治療も特に不要です。
また、胸膜プラークがあると、必ず重い病気につながるということもありません。ただし、一定の方に中皮腫・肺がんが合併することがわかっていますので、アスベストばく露の重要な所見として定期的に経過をみることは大切です。そのため国は、胸膜プラークのある元労働者であった方に、石綿健康管理手帳で退職後の管理を行っています。
胸膜プラークの診断は、主に胸部エックス線写真、胸部CT 写真により行われます。胸部エックス線検査および胸部C T 検査では、入院を要することは通常ありません。
胸膜プラークは、アスベストが主に原因で起こり、特徴的な変化(壁側胸膜直下が発症部位で、形は台形状)をしています。肺結核、結核性胸膜炎、細菌やウイルスによる胸膜炎等の「胸膜肥厚」との鑑別が重要です。
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