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更新日:2019年3月11日
藤沢は、相模湾に面する湘南海岸と緑濃い相模原台地の緩やかな丘陵を背景に、海、島、川,丘の変化に富んだ、明るく開放的で、活力ある個性豊かなまちであり、これらの魅力に導かれるように湘南の中核都市として発展してきました。
その景観は、海岸から北に広がる湘南砂丘と呼ばれる平坦地と、斜面を介してそれに連なって北に続く台地及び市域の中央を流れる引地川といった変化に富んだ地形や自然環境を背景として、様々に展開された歴史の中で育まれ、明治末頃の鉄道の開通や別荘地開発、さらに昭和30年代以降の主要な宅地開発や商業・業務・工場の立地などによって現在の姿の基本的な骨格がつくられてきました。
本市では藤沢らしい魅力あるまちを創造していくため、平成元年に藤沢市都市景観条例及び藤沢市都市景観基本計画を制定し、良好な景観の形成、維持・保全に努めてきました。
市民・事業者・行政協働による景観形成のしくみや、五感に配慮した景観づくり、個々の場所相互のつながりやまとまりを創り出すため、それぞれの協議・調整によって一体化していくという都市デザイン的手法を重視し、一定の空間整備や地区のまち並みづくりなどの景観形成を推進してきました。
しかしながら、この18年間の運用の中で、景観に対する意識の共有や浸透の難しさ、ルールをつくり守っていくことの限界などの課題もあがっており、これは本市のみならず、景観形成に取り組む国内の自治体に共通する課題となっていました。
景観法は、こうした地方自治の一環として独自に進められてきた景観行政に、国家的な方向付け、法的な根拠性を明確にするものとして平成16年6月に公布されました。
藤沢市景観計画は、「湘南の自然と文化に育まれた住み続けたい“わがまち藤沢”」を基本理念として、これまでの景観関連計画・制度の良さを活かしながら、さらに法的実効性をもたせ、より効果的な景観形成を推進していくとともに、藤沢らしい景観形成の方針を明らかにし、市民・事業者・行政が協働で景観形成を進めていく指針として定めたものです。
特にその中で次の3点について強化・充実を図りました。
今後はこの方針に基づき、景観重要建造物・景観重要樹木の指定を図っていきます。
市民自らが地区の景観形成計画を定めるという、いままで培われてきた景観まちづくり手法を活かし、市独自の支援制度の強化・拡充を図ります。
景観計画完全版は次のリンクからダウンロードできます。
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