0466-25-1111
窓口混雑状況
ホーム > 市政情報 > 市の概要 > こんにちは市長です > 記者会見 > 2015年度定例記者会見内容 > 外国人観光客が食と土産物を楽しめるウェブサイト「FUJISAWA Foodies」及び多言語観光ウェブサイト「Discover FUJISAWA」の開設について(2016年2月19日記者会見・案件2)
ここから本文です。
更新日:2016年2月20日
このたび、藤沢市及び公益社団法人藤沢市観光協会では、市内の飲食店や土産物店が自分のお店のメニューを簡単に多言語で作成できるウェブサイト「Fujisawa Foodies(藤沢フーディーズ)」と藤沢の多言語観光ウェブサイト「Discover Fujisawa(ディスカバー藤沢)」を開設いたしますので、お知らせいたします。
これらにつきましては、国の地方創生先行型交付金を活用して準備を進めてきたもので、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えたおもてなしの体制づくりと、更なる観光誘客の強化を図るために、今年度、実施したWi-Fi環境の整備や、パンフレットなどの多言語化、外国語ボランティアの活用などに加えて、新たな取り組みとして、このたび開設に至ったものでございます。
まず、多言語メニュー作成支援ウェブサイト「藤沢フーディーズ」についてご説明いたします。このウェブサイトには、大きく分けて、二つの機能があります。
まず、一つめの機能は、藤沢市内の飲食店や土産物店が自分のお店の食べ物のメニューやポップメニューを、例えば、「英語にしたい」、「中国語にしたい」という時に、ご自身のパソコンで、約5,000語登録してある食材のなかから、無料で、4つのステップで簡単に多言語に変換でき、メニュー表が作れるというものです。対応言語は、自身のお店で必要だと思う言語を英語、韓国語、中国語の簡体字と繁体字、更に、フランス語、スペイン語、タイ語の7言語に日本語を加えた中から選ぶことができます。食物アレルギーで「食べられないもの」や宗教上の理由などで「食べてはいけないもの」がある方に向けては、使用している食材をピクトグラムで示すもので、全35種類の中から設定することができます。この画面は、一例として「海鮮丼」のメニューを作成したものになりますけれども、英語、韓国語、中国語で表したものになります。「メニュー名」、「料理の説明」、「使用食材」や「食材ピクトグラム」をそれぞれの言語で表示したものとなります。なお、この飲食店用のサイトは本日からスタートとなり、土産物店用のメニュー作成サイトは3月下旬からスタートとなりますけれども、飲食店の多言語メニュー作成支援サイトの取り組みは、全国でも東京都、長崎市に次いで3番目、土産物店への取り組みについては、全国で初めての試みとなっております。
そして、二つめの機能は、外国人観光客が藤沢に来て、「日本語がわからないけど、外国語のメニューがある飲食店はないか。土産物店はないか。」という時に、このサイトで作成した外国語メニューのあるお店を検索できるというものでございます。検索はパソコンだけでなく、スマートフォンからも閲覧が可能で、料理ジャンルやエリアから検索が可能です。外国人観光客が店舗を検索した店舗紹介ページでは、店舗情報や実際のメニューを確認できます。なお、このメニューの多言語化に向けては、2015年11月に「観光連携等協力協定」を締結した多摩大学の学生にも全面的にご協力いただきまして、市内飲食店向けの、このサイトの操作方法についてのセミナーだけでなく、セミナー終了後にも市内飲食店の多言語化に向けてご協力いただくことになっております。
続きまして、藤沢市多言語観光ウェブサイト「ディスカバー藤沢」についてご説明いたします。このウェブサイトにつきましては、外国人目線で作成しておりまして、増加している外国人観光客の皆さまに藤沢の魅力を発見してもらおうと「ディスカバー藤沢」と名付けました。メニュー作成支援サイト同様、7言語で構成しており、視覚的にPRできるよう写真も多く使用し、「藤沢」の魅力を発信しております。パソコンで「藤沢ってどんなところだろう」とアクセスして調べていただけるだけでなく、日本滞在中でも楽しんでいただけるようスマートフォンにも対応しております。サイトコンテンツについては、アクセス情報、観光情報、観光体験情報などから構成しており、藤沢宿の浮世絵の紹介や2020年東京オリンピックなどの紹介もしております。また、トップページには、「FACEBOOK」、「TWITTER」、「YOUTUBE」のSNS(ソーシャルネットワークサービス)を配置し、藤沢市を訪れた外国人観光客が写真やコメントを投稿できる機能を有しているほか、江の島島内を中心に看板等にQRトランスレーターを20箇所設置しまして、スマートフォンでQRコードを読み取ると、多言語での観光案内サービスが受けられるという機能もあります。
以上が、「藤沢フーディーズ」と「ディスカバー藤沢」の説明となりますけれども、これらの事業展開とともに、今後も、増加している外国人観光客が、ストレスを感じることなく、楽しんでいただけるように、市内全体で、おもてなしの体制づくりにより一層、取り組んでいきたいと考えております。
観光課(内線3421)
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
情報の発信元
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください