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更新日:2019年2月8日
認知症の方が行方不明となったときに早期発見するための市民参加型社会実験イベント「ウルトラ見守りチャレンジ」について、ご説明させていただきます。
「見守りタグ」と呼ばれるブルートゥース型電波発信機を民生委員の方などに持っていただき、認知症による行方不明者の役になっていただきます。そして、その方々を、市民の皆様のスマートフォンをアンテナにしたら、どれだけ早く発見できるかを検証する全国初の市民参加型社会実験を実施いたします。
警察庁の発表によりますと、認知症が原因で行方不明となる方は、全国で年間1万5千人を超えており、発見の遅れが生死に関わることから、大きな社会問題となっております。
今回の社会実験イベントは、認知症の方やそのご家族を地域のつながりで支え見守ることができるまちの実現に向けて、地域の方々と多くの民間団体が連携して実施するものでございます。実施日は、3月8日(金)と9日(土)の2日間で、35人の行方不明者役の方が現れるエリアは、明治地区と辻堂地区でございます。藤沢市に在住・在勤・在学でスマートフォンをお持ちの方ならどなたでも参加できます。
参加方法は、簡単で、専用アプリをダウンロードし、郵便番号とメールアドレスのみを入力していただきます。開催当日は協力依頼通知が届いたら捜索モードをオンにするだけで、いつもどおり生活していただくものです。「見守りタグ」を持った行方不明者役の方がそばを通ったときには、スマートフォンが自動で検知し、位置情報を本部へ送信します。技術的な部分は、のちほど、協力企業の方から、補足説明をいただきます。
今回は、民間企業の皆様のご協力により、発見者(見守りタグを検知した方)には抽選で合計70名にプレゼントが当たるというインセンティブをご用意しております。当日は、湘南モールフィルを会場に、認知症啓発活動も実施いたします。
最後になりますが、この「ウルトラ見守りチャレンジ」は、明治地区で、地域の皆様とメルシャン藤沢工場をはじめ、多くの民間団体が一体となって進めてきた「明治見守りチャレンジ」という「認知症による行方不明者の捜索訓練」から生まれたものでございます。地域からマルチパートナーシップが広がり、こうした一歩進んだ取組が生まれていることを大変嬉しく思っております。改めて、実行委員会をはじめ関係者の皆様のご尽力に感謝申し上げます。
市といたしましても、この社会実験イベントを通じて、広く市民の皆様に、認知症について正しく理解していただくきっかけとなるよう取り組んでまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
地域包括ケアシステム推進室(内線3151)
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